退廃的ウィンドー
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Nikon F3 + Nikkor 24mm/F2 FujiSuperia100

なぜかうら寂しく、退廃的なもの悲しさすら感じさせるラーメン屋のウィンドー。
焼き鳥で一杯は大変魅力的ではあったが、車で帰る都合上このうら寂しいラーメン屋に賭けることにした。
チャーシュー麺をオーダーして数秒後、匂いで明らかに失敗であったことを悟った。
出てきたチャーシュー麺はそんじょそこらによくある普通のチャーシュー麺であった。
腹も減っていたし勿体ないから麺だけ急いで食べる。
ものの3分ほどで「ごちそうさま」と席を立った。
レジで代金を支払い店の外にでる。
舌全体がピリピリと痺れはじめていた。
化学調味料のピリピリだ。
ひどいときは翌日の午後くらいまでピリピリが続く。
「やっぱりここもダメか・・・」
ちらりと退廃的なウィンドーを一瞥し歩き始める。
暖冬なのにやけに冷たい風が吹きすぎ、僕はポケットに手をつっこんだ。
by jptrad | 2007-02-19 19:48 |
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