データ量とイマジネーション
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「データ量の少ない物ほど見る者のイマジネーションを刺激する」とか言う内容の話をある写真家の方がラジオで言っていた。映像より写真と言う意味で・・・。なるほど、一理あるかも。

・・・と言うつぶやきを今朝Twitterでした。

これって考えてみたら結構自分が以前から考えていた事と関連があるのかもしれない。
あるがままの現実の風景を出来る限りの解像度でシャープに写し撮ろうと写真部在籍中の高校生の私は考えていた。
OM-1を使っていたがもっとカリカリの解像感が欲しくてニッコールに憧れた。
父がカメラを買い換えるときにここぞとばかりにNIKONを勧めた。
サービスサイズの写真を見てもわかるほどのニッコールの解像感に感激した。
しかし、そこまでだった。
大学を卒業し就職する頃には全く写真熱は冷めてしまっていた。
良いカメラで撮れば誰でも良い写真が撮れるんだ。と、勘違いしたのかもしれない。

そして2000年を超えてからあるきっかけで再燃した写真熱は押入でカビだらけのOM-1をレストアし、さらに中学の頃使っていて誰かに貸したまま行方不明になってしまったOlympus Pen EESをオークションで落札することになる。
by jptrad | 2010-03-18 19:53
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