30年ぶりにレコード針を買う
昨日は当店の定休日だった。
11時20分に家を出て仕立屋に生地を届けた後まずは千葉市へ向かう。
妻がかかりつけの耳鼻科の医院が花見川区にあるのだ。
高速はいつもより20%増しでメガーヌを飛ばす。
ちなみにいつもは制限速度100キロ丁度で走っている。
車内には昨日レコード音源からCD化したばかりのフリートウッド・マックが快調に流れている。
目的地に到着して妻が受付に行った時点で午前の受付時間を5分過ぎていた。
一旦はもう時間なのでと断られた。
しかし、たまたま先生が奥から妻の顔をちらりと見て「いいよ」と言ってくれた。
なんと言ってもここに通い始めて20年、常連の強みである。しかし医者で顔パスというのもどうなのか?なのではあるが。
治療の間、私は花見川団地をカメラを持って散歩。
今日のカメラはソビエト製のゾルキー2にレンズはジュピター12である。

その後再び高速に乗り日本橋へ。
仕入れのため2軒の問屋をまわるともう午後5時である。
急に思い立った。
秋葉原まで行ってオーディオ店を探す。レコードの針を買うのだ。
・・・が、なかなか見つからない。
30年前はオーディオ店だらけであったが、今ではアニメ系、ゲーム系、そしてパソコンショップばかりである。
駅のそばのオノデンのビルに「オーディオ」の文字発見。
3階のオーディオ売り場に行くと奥にレコードプレーヤーが見えた。
「レコードの針ほしいんですけど・・・」店員のおじさんに聞く。
おじさんは言った。
「針はないんですよ。こういうのになっちゃうんです。」
示されたケースにはまさにお目当ての針が・・・。
「あ、そうか。カートリッジと言うべきでしたね。それで良いんです。」
というわけで、購入したのはSHUREのM44Gというカートリッジ。
よく見るとDJ用?
更によく見るとHi-Fi用にも使用できますとある。
実に30年ぶりにレコード針を買ったのである。

その後はJRに乗り、東京へ。
いつものVIRONでバゲットを買い、今話題の取り壊し中のビルを撮影して帰ってきたのであった。
by jptrad | 2009-06-18 13:49
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