泥沼その後
ジャンクカメラの続きです。
PENTAX MEがなぜか欲しい感強まりまくっていた昨今なワケですが、ヤフオクでこれは?という物をまた見つけてしまったというところで前回は終わっていましたね。その続きです。

今度のジャンクはブラックボディー!
そのジャンクぶりは・・・

①シャッターの周りのダイヤルが欠落。
②レンズ、カビあり。
③距離リング空回り。

たかちゃんに呆れられつつも落札。
3460円。

数日後手元に届いた現物をチェック。
更にもうひとつ不具合発見。

④電池を入れても露出計不動

レンズは使えなくてもかまわないからボディーだけは使えるようにしたい。
どうしようかなと考えながらレンズのピントリングのゴムをはがしてみる。
小さなねじが4本現れたのでドライバーでゆるめてみる。
ところがすでにゆるんでいるのだ。
「?」
「てことは?」
今度は締めてみる。
それだけでレンズは修理完了。全く正常に動くようになってしまった。

ボディーは直るだろうか・・・?

とりあえずシャッター周りの欠落部品ははじめに手に入れたジャンクから外して付けてみた。
これでモード切替が可能になった。
早速メカニカルモードにしてシャッターを押してみる。

正常にシャッターが切れた!
おお!

続いて電池を入れてみる。
オートモードでシャッター半押し。
露出計は動かず。

NET検索。
すると、この機種の修理の仕方を詳しく解説しているサイト発見!

指示通り分解してテスターで電装系チェック。
第1段階でいきなり引っかかる。

電池ボックスに難あり?

更に調べるとなんと電池ボックスの蓋に難ありということが解った。
よく見てみると蓋の内側にヨゴレが付いている。蓋の内側を徹底的に掃除。

なんとそれだけで露出計も正常に動きだしたのでありました。

そして、更に翌日、PENTAX用のM42マウントアダプターが到着。絶対直すことを前提にレンズのアダプターまで落札していたのでした。810円。
早速ボディーに取り付け。
こうしてめでたく50年前のカールツアイスのフレクトゴンが取付可能となったのだ!

しかもOM-1用のアイカップ付き視度補正レンズも何となくやってみたらピッタリ付くではありませんか!

というわけでご覧のように機械式シャッター&手動巻き上げの、コンパクトだけどずっしり重い金属カメラM42仕様の完成~です!

星三つ!
泥沼その後_b0021570_19042710.jpg


by jptrad | 2003-09-28 18:10 | カメラ
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